大学卒業後、実家に帰る方や就職先の地域に引越しをする方はアパートを退去することになります。
しかし、アパートをいつ退去するのが良いか迷いますよね。
大家さんは、早期の退去を望んでいることが多いです。
なぜなら、次の入居者が来るまでに部屋を清掃したり、補修する必要があるからです。
また、2月頃から新大学生が部屋を下見に来たりするので、空き部屋になっていないと、見学させてあげることもできず、次の入居者がなかなか決まらない可能性があるからです。
大家さんとしては、次の入居者が決まらないと収入が減るので死活問題ですよね。
ただ、退去する方も早めに引越した方が得策なのです。
3月は引越しの繁忙期ですから、引越し料金が高くなりがちですし、引越し業者と引越しの日程を合わせるのも大変です。
退去して、別の物件に住むことが決まっているのなら、2月に引越しを済ませておくと引越し料金を安くすることができます。
→【大学卒業後はいつ引越す?】
2月末に卒論発表などがあり、2月中に引っ越すのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
その場合は3月引越しになるのもやむを得ません。
しかし、理想としては2月に引越しを済ませてしまい、卒業式の時にホテルを借りて大学周囲に宿泊するのが良いでしょう。
この記事では、アパートの退去時期について解説します。
大家さんは早く退去して欲しい!?
まず大家さんの立場になって、アパートの退去時期について考えてみます。
大家さんとしては、退去が決まった人には早期に退去して欲しいと考えている方もいます。
理由としては、長期入居者が退去した後の部屋は壁紙の張替えなどの補修が必要な場合があるからです。
部屋が汚い状態で次の入居者さんに貸すわけにはいきませんから、当然清掃などの手間がかかります。
退去から、次の入居までの期間が短いと部屋の原状回復が難しくなります。
そうなると、次の入居者のクレームに繋がりますので、部屋はきれいな状態に戻したいと思うはずです。
また、2月~3月は次の入居者が下見に来る時期でもあります。
一部屋でも空いていれば、見学させてあげる部屋もありますが、アパートが満室だった場合は見学させてあげられる部屋がないので、入居が決まりにくくなるかもしれません。
このような理由もあって、部屋を空けておきたいと考えているかもしれません。
そう思うと、ちょっと早く出てあげようかなと思ってきませんか?
それに、早期退去は大家さんだけにメリットがあるわけではありません。
退去する方にもメリットがあります。
卒業式の後の引越し料金は高い!
卒業式前後の3月は引越し業界の繁忙期であるのを知っていましたか?
2月や4月と比べると数万円高くなるの当たり前で、距離によっては10万近く高くなることもあります。
そのため、大学卒業後の引越しは2月中に済ませておくと引越し料金を安くすることができます。
→【大学卒業後はいつ引越す?】
2月に卒論発表がある場合、卒論発表の準備と引越しの準備を同時に進める必要があるので大変ですが、引越し料金を抑えるのであれば頑張りましょう。
引越し料金を安くするためには引越し業者に「相見積もり」を取ることも大切です。
数社の引越し業者に見積もりをしてみて、料金の安い業者を見つけるのがコツです。
しかし、それぞれの業者に見積もりを頼むのは大変ですので、引越し料金の見積もりサイトを使いましょう。
→【引越し侍の公式サイトへ】
引越し侍なら、条件を入力すれば、数社の引越し見積もりを一度にすることができます。
わざわざ引越し業者の営業さんに来てもらう必要もないので、早くて楽ですよ。
見積もりを頼んで断りを入れるのも気が引けますし、ネットで簡単に見積をしてくれるのも嬉しいですよね。
引越し業者の相場を知っておく意味でも、一度見積比較をしておくのが良いと思います。
→【引越し侍公式サイトへ】
大学卒業後のアパート退去の時期│まとめ
以上のように、引越し料金を安くするためにもアパートの退去時期は早めにしておくのが良いと思います。