「大学生になって一人暮らしを始めるけど、本籍って変更必要ってあるのかな?」
「本籍や住民票って聞くけど何が違うのかな?」
「そもそも本籍って何かな?」
と思って悩んでいませんか?
一人暮らしをするまでは、考えもしなかった本籍をどうすればいいか、とても不安ですよね。
今回は、そういったお悩みを解決していきたいと思います!
結論として、「大学生の一人暮らしで本籍を変更する必要はありません」
本籍とは、住んでいる場所と一致している必要はなく、日本のどこにでも設定することができます。
本籍が必要になるのは「戸籍謄本」と「戸籍抄本」を取得する時なのですが、
代理取得も可能なので、本籍を実家にしておけば、家族に役所で取得してもらうことが可能です。
大学生で「戸籍謄本」と「戸籍抄本」が必要になることも少ないでしょう。
なので、引越しのたびに本籍を変更しなくてもOKです。
また住民票については、免許証の更新など大学生でも取得する可能性が多いので、
引越しのたびに変更しておくことをおすすめします!
この記事を書いている私も、大学生の時に一人暮らしを始めましたが、
本籍を変更なくても問題ありませんでした!
ちなみに住民票は変更しました。
今回は、なぜ変更する必要がないかということを、詳しく説明していきたいと思います。
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そもそも本籍とは何か?
本籍とは「私は日本に存在しているよ!」という証のことです。
なので、日本であればどこに登録しても大丈夫です。
つまり、自分が住んでいる住所と一致しなくてもOK!もっと言えば、今まで住んだことのない場所、行ったことのない場所にすることだってできちゃうのです!
「じゃあ、本籍って何のためにいるの?」
本籍は、「戸籍謄本」「戸籍抄本」を取得する時に必要になります。
この二つの書類は、本籍の市区町村の役所でしか取得できません。
「戸籍謄本」「戸籍抄本」とは、どういうもの?」
戸籍とは、本籍、氏名、生年月日、父母との続柄、配偶者関係が記載されたものです。
戸籍謄本:同じ戸籍全員の記載事項が記されたもの
戸籍抄本:同じ戸籍の人のうち、指定した人の分だけが記されたもの
なので、もし親と子が同じ戸籍であれば、戸籍謄本はおんなじ書類、戸籍抄本はそれぞれの書類が出てくるわけですね。
「どういう時に「戸籍謄本」「戸籍抄本」が必要??」
下記がその一例になります。
- 婚姻届を出すとき
- パスポートを申請・変更するとき
- 国家資格を登録するとき
- 年金の請求をするとき
- 保険金を請求するとき
- 相続手続きをするとき
といろいろありますが、大学生である皆さんが必要になることは、ほとんどないのではないでしょうか?
なので、「大学生の一人暮らしで本籍を変更する必要はありません」
私も、大学生の時の引越し、また現在も本籍は移していません。
よって、今住んでいる住所と本籍は一致していません。
でも、全然問題なしです。
住民票と本籍は違う
本籍とは、「私は日本に存在しているよ!」という証だよとお話ししました。
では、住民票と本籍の違いとは、何でしょうか??
住民票とは、「私はここに住んでいるよ!」という証になります。
よって住んでいる場所の証明になるので、本籍と違って、免許更新に使ったり、選挙に参加したりといろんな場面で必要になります。
よって、引越しをする際には、住民票は移した方が良いです。
「住民票ってどうやって移すの?」
古い住所で「転出届」、新しい住所で「転入届」を役所に出せばOKです。
わからない時は、役所の方に聞いてみましょう!
役所は、土日祝日は開いていないので、春休み中に引越しと合わせて、
「転出届」と「転入届」を提出しておくことをおすすめします!
私も、引っ越す前に「転出届」、引越し後に「転入届」を出しておいたため、
大学の授業が始まってから、平日にバタバタすることがなかったです。
本籍を移すメリット・デメリット
本籍を移すメリットとデメリットについてお話しします。
メリット
「戸籍謄本」「戸籍抄本」が必要な時にすぐに取得できる。
本籍を移しているというということは、住んでいる住所と同じなので、
近くの役所で、すぐに「戸籍謄本」「戸籍抄本」の取得が可能です。
デメリット
「戸籍謄本」「戸籍抄本」を取得するときに、本籍の役所まで行かないといけない
ただし、「戸籍謄本」「戸籍抄本」は代理で取得することも可能なので、
実家にしておけば良いと思います。
私も結婚するときに一度だけ、「戸籍謄本」「戸籍抄本」が必要になったのですが、
実家を本籍にしていたので、家族に代理で取得してもらいました。
地域によっては、コンビニで取得することも可能なので、このデメリットはほとんどないと言っても良いです。
大学生の一人暮らしで本籍を変更する必要はない
繰り返しになりますが、結論として、
「大学生の一人暮らしで本籍を変更する必要はありません」
変更しない場合のデメリットも少ないので、本籍は変更しなくてもOKです。
もし、「戸籍謄本」「戸籍抄本」が必要になった時のために、
本籍は実家にしておくことをおすすめします。