大学生の一人暮らし

一人暮らしの大学生は住民票を移さないとバイトできない?

一人暮らしの大学生は住民票を移さないとバイトできない?

大学生になって、一人暮らしを始めると、ほとんどの人はバイトをすると思います。

そんな時、気になるのが住民票のことです。

バイトの面接の際に、履歴書に書く現住所と、住民票の住所が違っていると不安になりますよね。

結論から言うと、バイトの際に住民票の住所が実家(他県)になっていても問題ありません。

実は大学生の26%しか住民票を移していないのです。

→【大学生で住民票を移す人の割合は26%しかいない

バイト先によっては身元確認のために住民票の提出を求められるかもしれませんが、生活の起点が実家であれば住民票を移さなくても良いとされています。

学生の場合、親の扶養に入っていますし、住民票が実家でも問題にならないことが多いです。

そもそも、バイトの時は学生証や保険証で身分が証明できますので、住民票の提出を求められることはほとんどありません。

安心してバイト探しをしましょう。

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また、免許証の更新の際は住民票のあるところで更新手続きをする必要がありますが、身分証明のための住所の書き換えは警察署に行けば免許証を訂正してくれます。

交番では免許証の住所訂正は行ってくれませんが、ある程度大きい警察署に現住所に届いた郵便物を持って行けば裏面に新しい住所を書き込んでくれます。

本来であれば、住所が変わったら2週間以内に転居届けを出す必要がありますが、大学卒業後に実家に帰る予定があるのでしたら、届けなくても良いかもしれませんね。

転入届は引越し後2週間以内にする

通常、市をまたぐ引っ越しをする場合、転出(引っ越し前)の14日前から転出届けを出す必要があります。

その後、引越し後には14日以内に転入届を行って、住民票を移します。

これらの手続きは役所や役場で無料で行ってもらえますので、できればきちんと行いましょう。

本来であれば、転居から14日以内に住民票を移さなければ、住民基本台帳法によって5万円以下の罰金が徴収されます。

しかし、学生であれば生活拠点を実家にして、一時的に勉学のために住んでいることにすれば適用されないみたいです。

不安な方はしっかりと手続きしておけば間違いないので、転出・転入届はしておいた方が良いでしょう。

では、バイトの応募の際に住民票は重要なのでしょうか?

大学生は住民票を移さないとバイトできない?

大学生がバイトに応募する際や採用される際に住民票の住所が問題となることはほとんどありません。

社会保険料を払ってもらう場合には、しっかりとした手続きが必要なので住民票などもチェックされることがあります。

しかし、親の扶養の範囲で働いている分には雇う側もそこまでの書類が必要ないことも多いです。

アルバイトの採用の際には、身分証明ができれば良いので、学生証や免許証などで充分にことが足ります。

万が一住民票の提出が求められた場合、きちんと事情を説明すれば、実家の住所でも問題ないことが予想されます。

そのため、住民票を移す前にアルバイトには応募してもOKです。

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住民票を移さないと問題になることは?

住民票を移さないことで問題になるのは

運転免許更新が実家住所でしかできない
パスポートの申請がやや面倒

主に以上の2点です。

免許証の住所は警察署に行けば変更してもらえますが、免許更新の時は現住所から近い場所でしか更新できません。

ただ、これは実家に帰省した際に更新すれば良いので、ほとんど問題にならないことが多いです。

大学生は住民票を移さないとバイトできない?│まとめ

以上のように、大学生がバイトをする際には住民票を移していなくてもほとんど問題になることはありません。

しかし、本来であればきちんと転出・転入の届けを出しておいた方が良いので、特別な理由がない限り住民票は移しておいた方が良いと思います。