アパートやマンションへの引っ越しをした場合、どこまでの範囲の住人に引っ越しのご挨拶をするのが普通なのでしょうか?
最近は都心部では引っ越し後の挨拶をしないのが一般的になっています。
引っ越しても挨拶しなくとも失礼には当たりません。
むしろ、女性の一人暮らしであれば、防犯上挨拶をしない方が良いことすらあるのです。
→【女子学生の引っ越し後の挨拶は不要?】
しかし、気持ち良い日常生活を送るのであれば両隣の部屋と上下階の住人には挨拶をしておくと良いでしょう。
両隣の部屋の方には生活音が聞こえることもあり、お互い迷惑がかかることもあります。
また、上の階の住人には、「下の階に引っ越ししてきたので、足音など配慮をお願いしまう」という意味があります。
逆に下の階の住人には「生活音など気をつけますが、ご迷惑がかかってしまったらすみません」という配慮を込めて挨拶に伺います。
ここまでできれば引っ越しの挨拶は完璧ですが、都心では期待されていない行為なので、挨拶に行かなくても問題ありませんので、心配しなくても大丈夫ですよ!
アパートでの引っ越し挨拶は上下左右の部屋に行くのがベスト
一軒家での引っ越しの挨拶は「向こう三軒両隣」とい言葉があります。
この言葉は、家の向かいの3軒と、両隣の2軒に挨拶に行くのが良いという意味です。
近所付き合いの可能性のある家に挨拶に行っておくということでしょう。
しかし、アパートでは向えの部屋よりも、上下の階の住人に挨拶に行くことをおすすめします。
上の階に住んでいる人がいれば、足音などの生活音で悩まされる可能性があります。
そこで、自分が引っ越してきたことをアピールして、「下の階に人が住んでいるんだ」と認識してもらいましょう。
また、反対に下の階に住んでいる人がいれば、今度はあなたが生活音を気をつけてあげる必要があります。
それでもどうしても音が伝わってご迷惑がかかることもありますので、予め挨拶をしておくのが配慮というものです。
女子学生の場合は防犯にも気をつけて
しかし、女性の一人暮らしの場合は気をつけた方が良い場合もあります。
昨今では、ストーカーなどの被害を防止するために、アパートはマンションの「どこの階に誰が住んでいるのか」わからないようにしておく風潮があります。
女性の一人暮らしでは、こうした被害を少しでも避けるために、「女性の一人暮らしである」と悟られないようにしておいた方が良いでしょう。
そのため、あえて自分から引っ越しの挨拶に行くのを避けるのもありです。
最近では挨拶に行かずとも失礼に当たりません。
アパートでは引っ越しの挨拶が無いのが当然
僕はマンションに5年以上住んでいて、一回も挨拶をされたことはありません。
また、自分から挨拶に行ったこともありませんが、日常生活で不便を感じたことがないのも事実です。
そのため、人と人との関係性が薄くなった現代社会では、引っ越しの挨拶は必須のイベントではなくなりました。
引っ越しても挨拶をしないのが当然になっている部分もありますので、挨拶するしないでそこまで神経質にならなくても良いかもしれませんね。