自動車の免許更新の際、住民票を移していない学生はどうやって更新すれば良いのでしょうか?
免許更新のはがきは住民票に記載されている住所に届きます。
実家から住所を移していないのであれば、実家の住所を管轄している運転免許試験場で試験を受けることになります。
下宿先が実家から遠い場合は、免許更新のために実家に帰る必要があるため、とても不便なことになります。
ですが、大学生の8割は住民票を移していないというデータがあります。
大学進学などで一時的に住所が変更になっている場合は、住民票を移さなくても良いとされていますが、このようにデメリットも沢山あります。
転出届けや転入届を出すのは、そこまで煩雑なことではないので、住民票は面倒くさがらずに移しておいた方が良いでしょう。
バイトに採用される際も住民票の提出を求められることもあるようです。
引っ越しの度に住民票を移す癖をつけたおいた方が良いでしょう。
住民票を移さないことのデメリット
まず、学生が住民票を移さないことで生じるデメリットを考えてみます。
新住所での公共サービスが受けられない
免許証の更新は実家住所でしか受けられない
パスポートを作る時に面倒
選挙権が旧住所にある
奨学金の認可に響く
このようなことが考えられます。
新住所で図書館などを利用する際は、その都市の住人であることを証明する必要がありますが、住民票を移していないと証明することができないので、サービスを利用できないこともあるのです。
学生が本を利用したい時にこれは不便ですよね。
また、次に不便なのが運転免許証の更新ですね。
運転免許証の更新期間は誕生日の前後1ヶ月になります。
誕生日の前後1ヶ月で帰省の予定が組めない場合、最悪免許証を流してしまうことになるかもしれません。
免許更新の案内は旧住所に届く
運転免許の更新のお知らせは、旧住所宛にはがきが届くようになっています。
実家の人が教えてくれない場合は、これに気付かず、更新時期にあることに気付かないかもしれません。
こうした事態を避けるためにも住民票は移しておいた方が確実ですよね。
免許更新は住民票のある地域で行う
もし、あなたの免許証がゴールド免許証であれば、どこでも免許更新ができます。
しかし、ゴールド免許は5年間無事故・無違反である必要があるので、専門学生や短大生、大学生は関係ないことが多いです。
ゴールド免許以外の方は、住民票のある地域で免許更新を行う決まりになっていますので、住民票を実家から移していない場合は実家に帰省した時にすることになるでしょう。
住民票は移しておいた方が無難
以上のことからわかるように、住民票は移しておいた方が無難です。
住民票を移さないことでデメリットは数多く生じますが、メリットはありません。
メリットと言えば、転出届・転入届を出さない手間が減るくらいでしょうか。
少しの手間を惜しんだがために、免許更新しないで免許を失ってしまうなんてことになったら大変ですよね?
引っ越しの時は住民票を移すという意識を持ちましょう。